年末年始の交通事故防止運動に参加しました!
投稿日:2018.02.05
安全管理室です。
時が経つのは早いです。気付けば立春ですね。
寒さはピークを迎えている様に思えますが、雪や凍結のピークはまだしばらく続きます。運転される方は、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの準備は万全に行いましょう!と、いった様に冬は事故へと繫がる要素が非常に目立ちます。
そのため、全国各都道府県では「交通事故防止運動」が行われています。開催時期は年末年始ですのでこの記事は新鮮味に欠けてしまいますが・・・当社もしっかりと参加して参りました!
今回の運動は全国の地方自治にそれぞれ動きがありますが、その中でも弊社が関係する地方は事業拠点を置く広島・岡山・大阪の3つです。
また、それぞれの府県で告知ポスターが発表されています。
運動の期間や重点目標が異なり興味深いです。今回は全てご紹介します。
【交通事故防止運動①大阪】
大阪の実施期間は12月いっぱいということで、まさに年末の行事!といったところですね。
特に大阪は都市の規模が大きいですから、巻き込み関係の交通事故には気を付けたいです。
大阪の重点目標
・夕暮れ時の交通事故防止
・二輪車の交通事故防止
・飲酒運転の根絶
夕暮れ時は微妙に明るく、人によっては「まだヘッドランプは点けなくてもいいか・・・」と考えると思います。
しかし、自分が感じるよりも視界は見えにくくなっている場合が有ります。
いざというときに「そこにそんな人・障害物があったのか!」とならない様に早めの点灯を心がけましょう。
周囲の車は点灯していない場合も周りに流されず点灯をすることが大切です。
また、この時期の夕暮れ時の問題と言えば「西日」です。
日光が明るく周囲が良く見えない場合はサンバイザーを降ろしたり、サングラスを掛けたりしましょう!
【交通事故防止運動②岡山】
実施期間【12/1~1/8】
岡山は12月いっぱいとお正月の終わりまでが期間となっています。
運動の名前も年末年始となっております。
確かにお正月も車は混み合います。
中国地方のお正月は出雲大社や厳島神社に出かける方が多いのですが、長時間運転をする場合はいつもより長めのスケジュールを組み、休憩も挟みつつ運転することで事故を防ぎましょう。
重点目標
・高齢者の交通事故防止
・夕暮れ時・夜間における交通事故防止
・飲酒運転の根絶
ご高齢の方は動作がゆっくりとしており、早朝から外出することがあります。
反対に子どもは動作がすばしっこく、身体も小さいです。
多種多様の歩行者がいるということを意識し、心に余裕のある運転を心がけましょう。
また、自分が外出する時は反射板を使用したり、服装が暗くならないように工夫しましょう。
深夜の歩道のない道を運転していたとき、真っ黒な格好で歩かれている方がいました。
目の前まで近づくまでは本当に視えないので、道を譲る事も難しいですし、交通状況によっては事故にも繫がりかねません。
ドライバーも歩行者もお互いに注意していきましょう!
【交通事故防止運動③広島】
他2府県と比較すると短いですが、期間は短いですが、春夏秋冬と年/4回「交通事故防止運動」を実施することになっています。
もちろん日々力を入れて安全運転に努める事が大切です。ただ、普段の注意力を高めるためにも特に集中する期間を作り、意識を慣れさせるという事がこの運動の目的だと聞いています。
私は広島県在住ですが、期間中はパトカーを多く見かけ、街全体が引き締まっている印象です。
これからも運動を重ね、万人が安全運転を意識した暮らしやすい街を創っていきたいですね!
重点目標
・高齢者の交通事故防止
・飲酒運転の根絶
・自動車の安全利用の促進
近年、自転車にも道路交通法が適用されました。
日々、自動車を運転するなかで、自転車が右側走行したり、並走する景色を見かける事はありませんか?
つい最近も、両手に物を持ち、さらにイヤホンもしたまま走行していた自転車が起こした人身事故が報道されていましたよね。
その様な自転車に対して、自動車に乗る我々は「右側走行するから悪い」「並走するから悪い」と考え、危ない避け方をしたり、極端に距離を詰めたりすることは絶対にしてはいけません。
自転車の危険運転の要因の多くは、道路交通法が認識されていない、または浸透していない事が原因にあると感じます。
自転車のドライバーには学生や子どもが多く、それだけ自動車の免許を持っていない方も多いからです。
その方たちは日頃、学校や地域の活動で交通安全の教育を受けているとはいえ、法律は浸透していないのが実情です。
一方で、自動車に乗る我々は30回近い座学と実技を受講し、厳格な試験に合格したうえで運転免許証を手にしているはずです。
道路交通法を遵守する重要さをよく学んできた我々には、自転車の危険走行に対して冷静みに対応しなければいけない義務があります。
「自転車は右側走行することもある」「並走することもある」と捉え、余裕のある場所で避けて待機する事や、距離を空ける事で無益な事故を予防することが大切です。
法律を破ることは決していけませんが、それはなぜか?
理由は何よりも重要なのは人命、そして安全だからです。
その為の道路交通法です。
本当に大切な物は人の命だという事を念頭に安全運転を心がけましょう。
もちろん、我々の身の回りにいる人間には自転車であってもきちんとルールを守る様に指導する事も大切です!
どの様な状況においても、とにかく安全を最優先して運転するように心掛けましょう。
そして、飲酒運転の撲滅は広島が最も力を入れている活動の内のひとつです。
最近ではTVCMも多く見かけるようになりました。
このブログでも過去に紹介しましたので、是非ごらんください。
以上、3都市の交通事故防止運動を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
重点目標はもちろん、実施機関にもそれぞれ意味が有るのだと感じますよね。
また、運動期間に合わせて当社では各営業所で安全講習会を実施しました。
より多くのドライバーに参加していただくよう、1日に複数回実施しております。
数字や経験をグラフや映像をまとめ、注意喚起することで思い出し易い講習にする事を心がけています。
これをきっかけに、更に安全運転を意識していただきたいと思います。
特に冬は道路状況が変化しやすい為に輸送ラインが混み合います。引き続き気を引き締めて頑張りましょう。
お話は戻りますが、広島のポスターは東洋カープを起用していますね。
地域の方が注目する良いデザインに仕上がっていると感じます。
来シーズンのカープでは新人選手がどのように起用されるのか?
多く投入される新人捕手の中で誰が正レギュラーを勝ち取るのか?
バッテリーを組む投手は?
私はそこに注目してカープを応援したいと思います。
恥ずかしながら、野球観戦は好きなのですが、選手のデータや他球団等にはあまり詳しくありません。
来年の抱負は野球観戦を楽しみつつ、同時に詳しくなることです。
脱線してしまいましたが、皆様も是非安全を意識して運転をしてみてください。
以上、安全管理室でした。